まだまだまだ世界は広い/7ORDERデビューによせて

 

「昨日、初雪となった地域もありました。」「1都3県は緊急事態宣言により夜20時までの時短要請が出されました。」

 

1月13日。朝6時半。起きたばかりのボーッとした頭にどこか遠い国の話ようなニュースが流れてくる。

 

 

今日も仕事だから薄いベージュのアイシャドウ。まつげはビューラーであげたけど面倒だからマスカラはつけなくていいや。ロムアンドのリップを買ったのにどうせ毎日マスクだから数回しかつけていない。色の入ってない顔はどこか物足りない。急いで前髪を巻いた。後ろ髪をアイロンする時間はないからひとつに結んだ。家を出るまであと5分。今日は寒いって言ってたからダウンジャケットを持っていこう。

 

 

車のエンジンをかけた。フロントガラスがまだ凍っている。

 

 

音楽をかけよう。

わたしの大好きな7ORDERの音楽をかけよう。

 

 

今日は7ORDERのデビュー日。

初の武道館ライブの日だ。

 

おめでとう。心が踊って仕事が手につかないくらいウキウキしているはずなのにわたしは武道館に行けない。行かない。

 

コロナがなかったら...あと1年早かったら...頭の中で何度も何度も「たられば」を考えた。萩ちゃんが世界でいちばん大切だった大学生のわたしはもういなかった。授業を抜け出してまで行ったzeppも、バイトを休んで行った少クラ収録も、過去の想い出。世界が変われば人も変わる。わたしも「オトナ」になったみたい。渋谷に大きな看板が出ようとも、7人の顔がラッピングされたトラックが大音量で街を走ろうとも、どこか遠い世界のお話だった。広告は誰かの合成でトラックだって嘘みたい、と思った。何度も行ったはず「トーキョー」が映画の中の世界みたいだった。

 

武道館だって悩んだら苦しいから「仕事上感染するわけにはいかないし」「今は我慢だよね」「生きてればまたいつか会えるでしょ」「もっと大変な思いをしている人もいるんだ」「仕方ない仕方ない」何度も何度も何度も何度も頭の中で繰り返した。まるで自分を言い聞かせるみたいに何度も何度も。

 

 

 

誰も悪くない。

 

 

 

わたしの何倍も悔しいのは苦しいのは悩んだのは7ORDER本人だ。7ORDERはこんな状況なのに「やる」を選択した。中止や延期や無観客の案だって出ただろう。本人もスタッフさんも夜も眠れないくらい悩んだだろう。でも、こんな状況だからこそ「やる」ことにした。大きすぎるリスクを背負って。

 

 

すごく上から目線な発言かもしれないけど武道館に行くことにしたファンの方は何も気にしないで楽しんできてほしい。感染症対策は大事だけど行けない人のことなんて考えなくていいからコソコソしなくていい。申し訳なさなんて感じなくていい。わたしは行った方から「楽しかった」「最高だった」とレポが回ってくるのを心から楽しみにしている。

 

 

でもね、ここだけの秘密だけどふと気を抜くと「あ〜行きたかったな」と心の声と一緒に涙が出てきちゃう。キラキラのラメが入ったアイシャドウをつけて武道館行きたかったな。気持ちの折り合いなんてつけられないよ。

 

 

この暗くて長い夜が明けたらまた大きな歓声を7人に届けられますように。7ORDERが武道館をやること、彼らを支え続けてくれるスタッフさんがいること、武道館に行って直接応援するファンがいること、武道館には行けないけどどこかで応援するファンがいること。誰の、どの選択もきっと間違ってはいない。

どうか、どうか初の武道館ライブが成功しますように。今日が7人にとって最高の一日になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

フロントガラスの氷が溶けた。仕事に行こう。帰りはケーキでも買って帰ろう。今日は華々しいデビューの日だ。車からは「GIRL」が流れてきた。

 

 

叶えていこう
まだまだまだ 世界は広い

 

キミが描いたあの世界は
今もそこで輝いているさ

 

 

デビューおめでとう。

新しい奇跡に 色を乗せていこうか

 

2012年15歳の萩谷くんはある番組で「頑張ったら努力が報われる」と真っ直ぐな眼差しで呟いた。2020年23歳の萩谷くんに「努力は報われますか」と聞いたら頷いてくれるかな。

 

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3月6日。

私が世界で一番だいすきな人たちがCDデビューを果たした。CDが売れなくなっているこの時代にCDという形に拘って私たちの元に届けてくれた。しかもメンバー自身がシーリングスタンプをひとつひとつ押して梱包したらしい。それを何も言わずに発売前日にサプライズでお知らせしてくれるなんてもう降参だよ。大きすぎる愛に涙腺は緩みっぱなしだった。萩谷くんも言っていたけど有名になるためだったら配信限定で良かったと思う。配信でも沢山の人に聴いてもらうことはできる。でも7人はその選択をしなかった。不特定多数の誰かに聴いてもらうためではなく、たったひとりの貴方に聴いてもらうために、CDを出してくれた。萩谷くんがリリース当日に更新したブログにはCDに拘った理由や想いが書いてあった。自分たちで梱包したことについて、

これは応援してくださる皆様へ、何かしら形の残るものに感謝の想いを込めたいという僕ら7人の総意でやらせてもらいました。

リリース当日! | 萩谷慧悟オフィシャルブログ Powered by Ameba

と書いていた。また、自己満足と言われるかもしれないと。絶対、自己満なんかじゃない。充分すぎるくらい伝わってるよ。ありがとう、ありがとう。ありがとうしか出てこない。タワレコに顔が並ぶこともZIPで生披露することもなかったけど私はこんなにも幸せだった。この日を迎えるまで7人がどんなに苦労してどんなに悔し涙を流したか分からない。7人が辿ってきた道は決して平らな道ではなかったと思う。デコボコだったし遠回りもした。好きにならなきゃ良かったとは一度も思ったことはないけど、好きになった人たちがなんでこんな思いをしなきゃいけないのだろうとは何万回も思ったから今ハッピーだよって伝えてくれることがいちばん嬉しい。ずっとふわふわしていて夢みたいだと思った一方で、ちょっと意地悪かもしれないけどこの気持ちは分かる人だけが分かればいいと思った。簡単に理解されてたまるか、とも思った。ただのCDじゃない、夢であり宝だ。夢を諦めないでいてくれてありがとう。

 

まだMVを見ていない方がいたら、このブログを閉じて今すぐに見て欲しい。絶対ハッピーになれるよ。

https://m.youtube.com/watch?v=8GGE1vZlIlA

 

 

 

「そこに僕の姿がなくても世界は簡単にまわった」「なんで俺だけここにいるんだろう?」と歌っていた萩谷くんが「動き出せず俯いたままの君の手はもう離さないから」とそのまま空に溶けてしまいそうな声で歌う。“もう”離さない=一度離してしまった、という解釈で合っていますか、真田くん。受け取る側の解釈でいいよって言ってくれそうだけど、やっぱりここの歌詞を萩谷くんが歌う意味はあるんだろう。舞台7ORDERで初めて聴いたとき、二階席から一階の客席を見て手を伸ばしながら歌っていたことを思い出した。できればその手をもう離したくない。離してほしくない。

 

 

 

MVはキラキラしていて青春を覗き見している気分になった。図書館、パジャマ、料理、海辺、公園。それぞれ愛の詰まったセットにカラフルな衣装を着た7人が眩しいくらい輝いていた。全場面語りたいけど長くなるからまた後で。

ちょこっとだけメイキングの話をする。MV冒頭の長妻くんが立っているところに他の6人が歩み寄る場面の撮影。雲行きが怪しくてなかなか太陽が現れなかった。そのとき空に向かって「いけーーー!晴れろーーー!」と叫ぶ萩谷くん。その姿を見て泣いてしまった。どうやら私はこういう場面に弱いらしい。萩谷くんは天気をとても気にする人だ。雨の日はテンションが下がるし晴れの日は分かりやすくテンションが上がる。萩谷くんのアメブロを読み返してほしい。天気の話から書き始めることが多い。「きょーは本当に天気がいぃ〜!!☀️☀️気持ち〜!調子良いぃ〜!」とか「本日の気候に大満足の萩谷です。」とか。雨の日あるあるを書いてくれた日もあったね。

自分でもよく分からないけど「晴れろ」という言葉が好き。目に見えない力を信じる萩谷くんの感性も好き。「雨が止むといいな」でも「晴れますように」でもなく、「晴れろ」。萩谷くんの「晴れろ」という言葉には魔法の力がある。何かあったら思い出して勝手に元気を貰おうと思う。MVでは諸星くんと長妻くんの謎のお祈り(可愛かった)の効果もあって晴れ間が見えて撮影が始まる。そのとき、ひとり立っている長妻くんに「ガツ行くよ」と声をかける萩谷くんがあまりにも優しくてまた恋に落ちた。

 

この期間、沢山の媒体が7ORDERに取材をしてくれた。どんな想いでCDを出したのか、メンバーが思うメンバーの変わったところなど、7人の言葉が聞けるのはやっぱり嬉しい。リアルサウンドさんがこの世界に入るきっかけを聞いてくれた。もちろん知っていることもあったが、初めて知ったこともあった。小学5年生の萩谷くんは体操教室やピアノを習い、入念に準備をしてオーディションを受けた。

 

萩谷:僕は親戚から誕生日プレゼントに貰ったアーティストのDVDを見て、その人たちになりたいって。幼稚園のすべり台の上で積み木を持って熱唱してたんですよ。

7ORDERが明かす、それぞれのルーツからグループ立ち上げまで 共通点はエンターテインメントへの“愛” - Real Sound|リアルサウンド

 

この話は何度か聞いたことがある。何度聞いても微笑ましくなる。幼稚園生だった萩谷少年は23歳になった。舞台はすべり台の上から銀河劇場の0番になったし、積み木からマイクになった。オモチャの変身ベルトを使っていた萩谷少年は大人になって本物の仮面ライダーに変身した。萩谷くんを応援していると、夢は叶うと思うことができる。

 

モデルプレスさんのインタビューで夢を叶える秘訣を聞かれた萩谷くんは真っ先に「愛です」と答えた。

萩谷:愛です。何をやりたい、何かを得たいとか、最終的に夢が叶わなかったとしても、気持ち次第だと思うんです。日本人は「夢なんて」とか「そんな大きな夢ないし」っていう人が多いと感じているんですけど、夢に大小はないと思うし、目標も夢と言えると思うし、結局はそこに対する愛=気持ちが大事だと実感しています。僕らも「ライブをしたい」「音楽をやりたい」と言い続けているし、そうやって言い続けてそこに向かっていけば、皆の前でライブができる機会がいつか来るかもしれない。

<7ORDER「Sabaoflower」インタビュー後編>「ステップアップしていくのが2020年」 “夢を叶える秘訣”に変化は? - モデルプレス

 

プロジェクトが発足されたときは

萩谷:「待つ」こと。夢が叶うその時が来ることは、必然なのかなと思います。すごく頑張ってもダメな時はあるし、急に良い流れが来ることもある。

と答えていた。ここから経験を積んで色々な作品や役者に出会って、考えも価値観も変わったと思う。「努力は報われる」から「もし報われなくてもその過程に意味があった」と思えるように成長したのだろう。でも、夢に対する「愛」を大事にしている萩谷くんならきっと叶えてくれると信じている。ライブや音楽と言い続けてくれるのも嬉しい。死ぬほど頑張ってもどれだけ足掻いても報われることはないかもしれない世界で7人は勝負している。それでも私は萩谷くんを、7ORDERを応援している以上、「夢は叶う」「努力は報われる」と信じていたい。

 

 

 

改めて7ORDER CDデビューおめでとうございます。

これが大きな夢の第一歩でありますように。

 

「頑張れ」は祈りだ

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お正月。

寒いけど爽やかな青空。

食べ過ぎたお餅。

ボーッと観ていた「はじめてのおつかい」。

 

横断歩道の前で男の子が立ち止まっている場面があった。一歩も動かずに。後ろからお父さんが見ている。そして、目線を合わせて「頑張れ」と声をかけた。

 

 

男の子はなにかを決心したような顔つきになって足を踏み出した。その後ろ姿を見ながら、お父さんは何度も「頑張れ」と叫んだ。

 

 

 

その時にナレーションが流れる。

 

 

「頑張れは命令でも応援でもなくお父さんの祈り。

これから強く生きていくための祈り。」

 

 

 

 

 

涙が溢れて、腑に落ちた。

ああ、そうか、「頑張れ」は祈りだったのか。私はずっと「頑張れ」の代わりの言葉を探していた。人を応援するときよく「頑張れ」という言葉を使ってしまって、もう頑張っている人に失礼なのかもしれないと思うことがあったから。

 

 

ライブで緑色のペンライトを振っているとき。

舞台の感想をファンレターに書くとき。

 

 

私の心にあるものは祈りだ。

応援でも命令でもない。

 

 

元気に幸せに暮らせますように。

スポットライトを浴びてキラキラ輝いていられますように。

ここに貴方の幸せを本気で願っている人がいることが届きますように。

どうしようもなく孤独を感じて不安で押しつぶされそうになっても味方が沢山いることを思い出してくれますように。

 

 

「頑張れ」のなかに無数の祈りを込めている。

 

2018.11.30。あの日もそうだった。

私の好きなアイドルがあと6時間でいなくなりますよ、と告げられたとき。

 

 



 

私の想いは「頑張れ」だった。あの日ほどオタクは無力だと感じたことはない。あと6時間だと言われて何か出来るはずもなく、ただただ心の叫びをツイッターに書き込むしかなかった。

 

でも最近気づいた。その祈りの1万分の1くらいは届いているかもしれない。だからこれからも「頑張れ」と祈る。光の中をズンズン進む貴方がもっともっと輝いていけるように。

頑張れ!!!萩ちゃん!!

頑張れ!!7ORDER!!

 

 

 

今日はそんなことを語りたくなった日。

‪デビューは死ぬほど悔しくて、嬉しいです。

 

あの頃の夢は託したぞ。

でもいまの夢はぜんぶ持ってる。

いつか笑ってまた再会そう絶対‬、だね。

 

 

萩谷くん、『えんとつ町のプペル

初日おめでとうございます。

初座長、初主演、おめでとうございます。

 

 

 

みんな頑張れ!!!!!!!

ささやかながら祈っています。

 

 

萩谷くんとキャンパスライフ

 

 

 

嵐の櫻井くんは友達に就活どうするの?と聞かれ、ジャニーズ事務所に内定もらってるんでと答えた。半分冗談で、半分本気。

SexyZoneの菊池風磨くんは、大学を卒業した時によしSexyZoneとしてやっていくぞという覚悟が改めてできたと言っていた。

SnowMan阿部亮平くんは大学院の卒業式に出てから横アリのライブにでた。「ええじゃないか」で「大学院卒アイドルだってええじゃないかーー」と叫んでいた。最高に痺れた。格好良かった。

 

大学に行くというのは初めて自分でできる大きな選択だと思う。もちろん費用や家庭の問題もあり、ひとりで決めるわけではないけど。でも芸能人が大学を卒業するというのは、生半可な気持ちじゃできない。同じ大学生として痛いほどわかる。私はアイドルじゃないのに授業出席してテスト受けて単位を取るというのは思ったより大変だった。自分の気持ちをしっかり持っていないとできないと感じる。大学を途中でやめたアイドルも沢山知っている。それを悪いとは思わない。むしろ、膨大なお金をかけて、相当な努力をして入った大学を自分から辞めるという選択ができることを尊敬する。私はできないからだ。辞めるも続けるもどっちもかっこいいと思う。もちろん、アイドルに人生をかけて大学に入らないという選択をした人も。

 

たぶん萩ちゃんは周りが行ってるから大学に行ったのでもなく、人生の保険のために大学に行ったのでもない。理想のアイドルになるための必要な条件だったから大学へ行く選択をした。

萩ちゃんは雑誌の近況で本当に本当の近況を話す。リアル大学生を感じられた。メンバーみんなでディズニーに行ったのに萩ちゃんは大学があるから行かなかったというエピを聞いてから、私はできる限り大学に行った。周りがサボっていても単位に関係なくても(行くのが普通ですね)萩ちゃんなら行くだろうなと思うだけで足が軽くなった。

 

改めて萩ちゃんのキャンパスライフを振り返ってみよう。時系列に並んでいるわけではありません。落としてるエピも沢山あります。なんなら高校生のときの話かもしれん。すみません。(とっておきのエピソードがあったらぜひ教えてください)

 

まずは中高生新聞のはなし。

初めは大学に行くつもりはありませんでした。「医者や弁護士になりたい」というような目標がないのに、大学に行っても意味がないと思っていたので。

か、かっこよぎません?!?!

そんな時、さなぴー(真田佑馬)に相談したら、「俺の大学なら仕事に通じるからいいんじゃない?」と言われたので、仕事の役に立つかもと思い、後輩になりました。

そんな2人が同じメンバーで曲を作る仲に....!!

自分が何をやりたいかを明確にすれば、有意義な時間が送れるはず。僕は学びたい授業ばかりなので、大学の勉強が楽しくて仕方ないです。

大学の勉強が楽しくて....仕方ない..だと...?

自分の行いを反省しました。さなぴーは悩んでいる萩ちゃんを昔の俺に似てるって言ってたよね。あえて、アドバイスはしないって。

 

そして、受験勉強に励む萩谷さん。

 

大学受験に向けて、学校で小論文の講習を受けてるんだ。専門の先生に添削してもらってるんだけど、指導内容が超きびしくてさ。(中略)でも文章がうまくなったら、頭の回転も速くなりそうだし。なんとかがんばってみる!  

昔から最後はなんとかやってみる!ってポジティブな言葉で締めるのね(泣)

 

そして、無事合格した萩谷さん。

キャンパスライフを謳歌している様子がわかる。

今、ズバリ恋しちゃってるものは?

 

大学の男友達かな。今までこういう質問に「友達」って答えることってなかったんだけど、最近はホントにみんなと仲良くなって、一緒にいる時間が楽しくてしょうがないんだよね。特別なことをするわけじゃなく、誰かんちに集まって、ただしゃべってるだけなんだけど、そういう時間が楽しいんだよ。オレがこういう仕事してるのも知ってるから、気遣いをしてくれるのもありがたくて。でも、友達んちにはBSが入ってないから『ザ少年倶楽部』とか1回も見たことないの。「おまえ、ジャニーズって言うけど、いつも何やってんの?」って聞かれる(笑)

このエピソードだいすき。あーふつうの学生生活を送れてるんだなと思うのと同時に、周りの人がいい人で良かったなと思った。萩ちゃんの男友達!!萩ちゃんの側にいてくれてありがとう(誰目線)。ほんとはおまえテレビめっちゃ出ててすげえな!とかデビューおめでとう!とか言われて、その男友達が同窓会とかで大学で萩谷と仲よかったんだけどまじやべえやつでさ、、、って自慢話できるくらいすげえやつになって欲しかったんけどね。ま、置いといて。

 

先月、「友だちの家で鍋をするのが楽しみ」って話したんだけど、実現したよ!フツーにみそ鍋をしたんだ。買い出しの時に、友だちが「きりたんぽ食おうぜ!」って言い出したから、「いいよ、オマエに任せるよ」ってお願いして。だけど、いざ鍋を始めたらそのコ、ちゃんと調理方法を確認せずに入れちゃって...。食べてみたら、「固くね?」ってなった(笑)袋を見たら、"電子レンジでやわらかくしてから入れてください"って書かれてたよ。きりたんぽでちょっと失敗したんだけど、いい思い出!

固くね?ってなる萩ちゃんめっちゃ想像できるwww

料理には厳しいもんね...

 

夜、友だちと電話で話してるとき、眠くなっちゃうことがあるんだよね。しかも、いきなり「フフッ」って笑っちゃうの。眠すぎてミョーなテンションになるみたい。友だちにも「こえーよ!」ってツッコまれるんだ(笑)

それは、こわい。夜友だちと電話することもあるんだねーいいね(ニコニコ)

大学3年生になって、学校生活がガラッと変わった。いままであまり接点がなかった人たちといっしょに勉強する機会もあるし、より専門的な授業も始まるからすごく楽しみ!ちゃんと自分のものにできるように、集中してがんばりたい。この時期は学食が新入生でいっぱいだから、ランチは友だちと学校近くのお店に行ってる。お気に入りは本格的なインドカレー。ナンとラッシーといっしょに頼むのが定番♪

いや、本当に尊敬する。大学で学ぶことを自分のものにしよう!と本気で思える人ってどれくらいいるんだろう...。

学食の話はリアルすぎて!!分かる、4月5月は学食めっちゃ混むよね。私も新入生に怯えて近くのお店行くもん。奇遇なことに本格的なインドカレー屋さんがあって、よく行くけど私のところはチャイ頼んだのにラッシー出てきたよ...でもインド人の店員さんニコニコしてるしナン2枚までサービスだから何も言えなかった。

 

免許を取ってからクルマであちこちに出かけてる。最近の旅行だと、夏に友だちと行った箱根かな。芦ノ湖の花火大会を見に行ったんだけど、めっちゃキレイだった〜!ひとり来れない友だちがいたんだけど、急にそいつから「やっぱり行けるかも!」って連絡がきて、夜に小田原まで来たの。だからみんなで迎えにいって、ついでに手持ち花火を買って、小田原の海岸で花火したよ。ちゃんと、そういうときのために家からバケツを持って行ってたんだ♪コンビニの店員さんに教えてもらった海岸だったんだけど、夏休み中なのに人が少なくて、超穴場だった!光の軌道を撮影できるカメラアプリを使って、花火でイニシャルのKを書いて写真撮ったり、楽しかったな〜

このエピソード好きすぎて何百回と読んだ!!まず、萩ちゃんの運転で?花火大会に?そのあと手持ち花火で?写真を撮ったり??青春かよ!!!急に来れるようになったソイツになりたい人生だった。もしくは、コンビニの店員さん。バケツを家から持って来ておいた萩ちゃんはベストオブ萩ちゃんだし、カメラアプリを使って光の軌道を撮るのはこだわりそう。凄いキレイなK書きそう(笑)

 

ジャニアイのときには、

あと、大学で滑舌の勉強をしていたので、その先生に見にきていただいたんですよ。ヒンデンブルク号のシーンとか。先生は「板についてる」って言ってくださったけど、その日は甘いところもあったからちょっと悔しい...って言い訳になっちゃうね。

大学で学んだことをこんなに直接お仕事に活かせるんだな〜と感心した。ヒンデンブルク号のシーン良かったよ!!それが、今のお仕事に繋がってるもんね。

 

もっと大学のお話聞きたかったんだけど、これが最後かな?POTATO2018年7月号

 

大学4年生になって卒業制作の打ち合わせが始まったり、個人のレポートの準備もあって忙しい。しっかりやりたいけどまだ不安要素が多くて気分は晴れたり曇ったり。いざ始まれば楽しく進められると思うから、遠くに晴れが見えてる通り雨かな(笑)

卒制と個人レポートってことは卒論もあるのかな?どんな卒制をやったか知りたかった〜〜!この「遠くに晴れが見えてる通り雨かな」って言葉のチョイスが好き。

 

ほかにも江ノ島行って岩場でカッコいい写真撮ったり(しらすが禁漁で食べられなかった)、受験でお仕事をちょっとお休みしたり、萩ちゃんのアイドル生活は学生生活とともにあったんだな〜と改めて思った。

カレンダーであなたにとってジャニーズとは?という質問に学生時代って答えてて、ざわざわしたよね、まあ嫌な予感は当たっちゃったんだけど。

 

 

本当は隠してもいいはずのプライベートな学校生活を私たちに楽しそうに話してくれるのが嬉しかった。もちろん、大変なことはあったと思う。日曜公演のときは、テンション高くて、なーんにも考えなくていいからねって言ってたし。たぶん大学に通うのだって大変だったんじゃないかな?通学時間的にも。それなのに、自分のために!仕事のために!と頑張る萩谷さんは格好良かった。

 

そして、卒業後も表舞台に立つという選択をしてくれてありがとう。ここからが快進撃だからね。

 

 

と、ここまで書いてマイナビニュースさんが萩ちゃんにインタビューしてくれた。

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萩谷慧悟、憧れの仮面ライダー「まさか自分が…」 新たな試みに喜び (1) 平成ライダー初演劇作品『仮面ライダー斬月』で、久保田悠来と共演 | マイナビニュース

 

 

萩ちゃんの卒業を知ることができて良かった。「自分の可能性を狭めたくないな」ってかっこいいな〜!!幅を広げようとしている萩谷くんはこれからもっともっと大きくなっていくんだろうなと思うとワクワクする。

 

 

3月15日。斬月のカテコ。

「今日大学を卒業しました」と報告があり、それを直接聞けたことにまた泣いた。新たな道に光あれ!!

 

 

 

夢ならば覚めないで

 

「夢ならば覚めないで」とここ最近は毎日思っている。わたしのだいすきな7人が表舞台に戻ってきてからずっと幸せで夢みたいな日々だ。だから永遠にこの夢が覚めないでほしい。

 

Twitterにも書いたけど あの日の絶望を鮮明に憶えているから いまだに夢かと思うときもあるけれど どうかこの夢が少しでも長く 永遠に続きますようにと願うことくらいは もう許されてもいいよね。

 

12月2日『7 no ieeeeeee! 7ORDER "FUN" MEETING』昼公演に行ってきた。日本で初めてのファンミ。何をやるのか分からなかったけど絶対楽しい確信はあった。これまでの信頼の積み重ねだ。7人を見に行って楽しくなかったことなんて一度もない。

 

遅番だったから滝行かと思うくらいの大雨に打たれながら1時間ほど並んだ。萩ちゃんが直前にあげてくれた「みんなーーー!!!!」という題名のブログは「雨の音すごくてビックリ😓本当に気をつけてね!」と最大級の優しさで溢れていた。たまアリ事件を思い出した。開演が大幅に遅れて不安になりながらも待ち続けていたとき 「待っててくれてありがとうーーー」と叫んでくれたのはあの日も萩ちゃんだったなぁと。美勇人くんもインスタのストーリーで風邪ひかないようにねと言ってくれた。顕嵐くんも真田くんも雨の中ありがとうと言ってくれた。安井くんも「Twitterに雨は安井のせいだって悪口書いていいからね」と笑ってた。なんでこんなに優しいのだろう。優しすぎる7人だ。雨の中待っていたことなんて忘れてしまった。

 

 

P.O.Pさんに作っていただいた1234567から始まったファンミ。さなぴーの今の髪型がだいすきだからカッコイイ...と声が漏れてしまった。ヒプステを終えた顕嵐ちゃんのラップはさらに進化していて本当になめらかだった。そして1人で来たわたしたちに寄り添ってくれた。わたしもちょっと緊張していたけど「みんな1人でくるなんて凄いよ」って褒めてくれるから声を出すのも盛り上がるのも自然と出来るようになった。

 

こたつを持ってきて7人で座りながらスマブラをするという需要しかないこともやってくれた。萩真諸顕チーム対安美長チーム。顕嵐ちゃんが慣れた手つきでコントローラーを握りながら設定していくのを見て本当にゲーム好きなんだなと思った。「萩ちゃんスマブラ下手だよね」って言われて 「だってみんな強いし美勇人がカービーだと吸われて落とされるんだもん」と拗ねている萩ちゃんが可愛くて愛おしかった。最近は舞台の萩ちゃんを見ていたので いい意味で力が抜けていて自由にのびのびとしている萩ちゃんを見ることができて嬉しかった。結局萩ちゃんは美勇人くんに勝って 安井くんも強かったけどやっぱり顕嵐ちゃんは最強だった。安井くんはハンマーで倒していたけど 顕嵐ちゃんはピカチュウで雷を撃っていた。わたしはスマブラに詳しくないけどずっと爆笑してたし 自然と熱が入って声を出して応援していた。勝負が終わったあと萩ちゃんが「美勇人に勝てたのが嬉しい」と呟いていてはぎみゅ健全だった。勝った萩真諸顕チームにはみんなの前でカラオケができるご褒美があった。何歌う?と話しながら選択したのはモンゴル800の「小さな恋のうた」。本当に即興だったのだろうけど 顔を見合わせながらパートをわけて歌っていて 凄く良かった。良かったなんて陳腐な言葉しか出てこないのが悔しいけど アーティストさんの曲をカバーして歌うというのは新鮮だった。カラオケという形ではあるけれどこれも初めての挑戦だったのかなと思う。この曲は思ったより低くて「響くは遠く 遥か彼方へ やさしい歌は世界を変える」を多分さなはぎで歌ったんだけど2人の低音ボイスが心地よかった。この音域の萩ちゃんの歌声を聴いたのは久しぶりな気がする。サビの「ほーらーあなたにとってー」に入る前にモロが手叩けー!みたいな煽りをしていてまるで持ち曲かのような盛り上がりになった。さすがだ。「ただ あなたにだけ届いて欲しい」と思いながら緑のペンライトを振っていた。この選曲は置きにいったと文句を言われていたけど(笑)

 

大阪のお昼はAqua Timezさんの「虹」を歌ったと聴いて泣いた。わたしは本当にこの曲がだいすきで いつもの顕嵐担に「小さな恋のうたを歌ったってことは萩ちゃんが虹を歌う日もいつか来るのかなーーやばいよね」と話したばかりだった。信じてくれないかもしれないけどマジで前日に話していた。こんなことある?!?!しかも萩ちゃんが選曲したらしい。聴けなかったのは残念だけどこの曲を萩ちゃんが知っていてみんなの前で歌いたいと思ってくれたことが何よりも嬉しかった。どうしても歌詞に7人を重ねてしまうからだ。

 

大丈夫だよ 見上げれば もう
大丈夫ほら 七色の橋
やっと同じ空の下で 笑えるね

 

ちょうどZepp大阪から虹が見えたらしい。この曲俺らっぽくない?の萩ちゃんが思い浮かんでしまった。こちらの想像に過ぎないがたぶん萩ちゃんも何らかの思いを込めて聴いたことがあるんじゃないかな。やっと本当にやっと同じ空の下で笑えたね。

 

大丈夫だよ ここにいるから
大丈夫だよ どこにもいかない
また走り出す時は 君といっしょ

 

この歌詞がいちばん好き。「みんなと同じ未来を見れますように!」も「動き出せず俯いたままの君の手はもう離さないから」も優しすぎる。今回のファンミで7人は誰も置いていかないし無理やり引っ張ることもしないから心穏やかに応援できるんだなとわかった。萩ちゃんはもともと優しい人だけど最近は優しさのなかにあたたかさを感じる。

美勇人くんのlemonも安井くんのあいみょんもいつか聴ける日がきますように。

 

 

事前にモバイルサイトで募集をしていた内容をもとにラジオが始まった。このラジオは後日サイトに載せてもらえるらしいから楽しみ。ラジオのことを熱く語る安井くんを見てちょっぴり泣きそうになった。あの日々は無かったことにはならないし 財産だ。またやってほしいと思っていたけれど なにより本人もやりたいと思っていたことが分かって嬉しかった。「ボディーランゲージは伝わらないからダメだぞ」と長妻くんに言う萩ちゃんはお兄ちゃんだった。安井くんはポーチに10日分のコンタクトを入れていることが分かったし、長妻くんは流行り言葉が嫌いらしい(笑) 選択肢にやばみちゃんとやばたにえんが入っていた時にすかさず「森田じゃん」とぼそっと言う萩ちゃんが面白かった。胸キュン台詞を言う萩ちゃんも ラジオなのにカメラ探しちゃう顕嵐ちゃんも可愛くて ずっと見ていたかった。しりとりで2020年の抱負を言ってくださいというORDERには「しりとり」→美「料理とかできるようになって」→真「テニスとかできるようになっちゃって」→顕「手相も良くなる」→長「ルビーとか拾っちゃおう」→萩「海の向こうまで」→諸「デンマークまで行けたら」→安「ライブする」と答えていた。ごちゃごちゃだけど結果「ライブがしたい」と。最後の挨拶でも安井くんは「ライブも出来ていない俺たちが言うのもなんなんですけど」と言っていたのでライブがしたいと言ってくれて嬉しかった。わたしも7ORDERのライブが見たい。もしかしたらもう決まっているのかもしれないけど いつまでも気長に待つよ。

 

次は何をやるのかなと思ったら本気のコントだった。7人のコントが大好きだったからまた見たいと言い続けていたんだけどこんなに早く叶うとは!モロ天才。七小田(ななおだ)家の家族コント。タンスに頭をぶつけて記憶を失ってしまったモロが記憶を取り戻すために個性豊かな家族と奮闘する物語。記憶喪失の長男モロ、時々役割をチェンジする安井母さんに真田父さん、迷彩をまとった萩ちゃん、厨二病れお、真面目ガリ勉美勇人くん、ラップヤンキー顕嵐ちゃん。キャラ濃すぎてもうすでに面白い。わたしは美勇人くんのキャラがお気に入りでサthイン!コサthイン!タンジェントー!がずっと頭の中をループしている。わたしあのキャラのモノマネできるようになったから今度会ったら披露させてほしい(笑)。あらみゅのラップバトルも萩ちゃんのキャラも長妻くんの美術力も今まで通りに見えたけど ステップアップして 学んできたことを120%発揮していていたからできることであり コントで笑いながらも感慨深いものがあった。コントって独特の間があったり 息があっていないと難しかったりするのに完璧だった。おふざけも本気なのは 舞台袖で息を切らしながらコントの話し合いをしていた頃と何も変わっていなかった。誰も傷つけない 誰も陥れない笑いだから見ていてほっこりする。

 

MCもあった。宣伝ごとが多くて改めて仕事の量に驚いた。萩ちゃんが『えんとつ町のプペル』の宣伝をしたらみんなにこういうの似合うよねと言われて照れていた。らんれおでプペルの絵本を買いに行ったらしい。しかもお仕事が決まる前。そんな偶然あるのね。ふとわたしは萩ちゃんの個人仕事のお知らせを 萩ちゃんの口から直接聞くのは初めてなんじゃないかと気づいた。嬉しかった。緑色のペンライトを掲げて精一杯のおめでとうを届けた。

 

そして舞台7ORDERのDVD発売の告知動画が流れたあとLIVEパートになった。BREAK IT タイムトラベラー LIFE Sabãoflowerの順で歌った。7人はずっと楽しそうでその姿を見ているだけで泣けてきてしまった。ミルクティーのような髪色でふわふわした髪型の萩ちゃんはドラムを叩くたびにその髪が揺れて綺麗だった。‪萩ちゃんを舞台上でよく観るようになってから わたしは萩ちゃんの骨格が好きだなーと気づいた。ちょっと反っている脚と背筋の伸びた立ち姿  長めの首にまん丸の頭と伏し目がちな表情も好き‬。でもドラムを叩いているときの萩ちゃんは格別に綺麗だ。歌詞を間違えて懸命に謝る顕嵐ちゃんもとてもとても可愛かった。

 

アンコールではなんとパジャマを着て登場した。それぞれ違うパジャマなんだけど 美勇人くんが迷彩柄であったり 顕嵐ちゃんが黒地に黄色のストライプであったりと みんな似合っていた。萩ちゃんは紺ベースのパジャマだった。みゅうたろうがみんなに買ってきたらしい。誰かに「萩ちゃんクマさんみたいだね」と言われて?が浮かんだけど多分髪色のことだよね。わかる。あの髪色とパジャマはクマさんみたいだった。可愛いしか出てこない。本人たちも「こんな姿でいいの?」と笑いながらBOW!!を歌ってくれた。リアルなパジャマで歌う姿を見られるなんてファンミならではのことだった。また見たいからどこかで着てくれたら嬉しいな。

 

 

 

今回 未来の話をたくさんしてくれた。当たり前のように1年後の話も10年後の話もするから これからずっと応援していいんだな〜と思って 応援できることが嬉しくて やっぱり泣けてきた。大雨でもスタンディングで脚がボロボロになっても またこの7人に会いたいと思った。

 

 

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わたし 二度寝をすると眠りが浅いからなのか分からないけど 見たい夢が見られたり 夢の続きが見られたりするのね。

だから一度目が覚めてしまって夢が途切れても そのあとに見る夢の続きって案外素敵なものかもしれないよ。

 

 

 

 

 

今日は大阪でファンミ。行かれる方は楽しんできてください!7人も楽しんでね。

 

 

 

 

 

#萩谷慧悟 #7ORDER 

 

 

23歳になる萩谷くんへ

 

 

 

萩谷慧悟さん。

 

23歳のお誕生日おめでとうございます。

 

 

この言葉が言えることは当たり前なんかじゃなくて、またお祝いできることが嬉しくて嬉しくて泣きそうになる。去年「22歳になる萩谷くんへ」というブログを書いたけどこの一年間は本当に色々あったね。

だいすきだった名前がなくなって、ずっと見ていた夢が突然消え去って、いつのまにか萩谷くんは新しい場所に立っていた。忘れもしない1月10日。仮面ライダー斬月への出演が解禁された日。白いシャツを着て、分けた前髪から見えた目はいつもより少し鋭かったけどやっぱりわたしのだいすきな人だった。夢みたいだけど夢じゃなくて、夢じゃないことを確認するたび頰も涙腺も緩んだ。

 

それから萩谷くんは私が思っていたより何百倍も早くずんずん進んでいって、ドキドキしちゃうくらい大人なった。舞台7ORDERが終わってブログに載せてくれた写真には大きな背中が写っていて頼もしかった。大きくなったなぁとしみじみしてしまった。でも、かならず振り返って手を差し伸べてくれた。 

 

 

"動き出せず俯いたままの
きみの手はもう離さないから"


銀河劇場でこのパートを歌う萩谷くんを見てちょっぴり泣いてしまった。
いなくなると分かったあの日から私は動き出せなかったんだと思う。過去の栄光に縋り付き、ここから未来が見えなくなったらどうしようと不安ばかり。何をしたいのか目標が分からなくなって勝手に辛くなっていた。でも、“きみの手はもう離さないから”と歌う萩谷くんを見てもう大丈夫だと思った。大好きな7人の幸せそうな顔を見られるなら何も心配はいらない。

 

 

斬月、アメブロ、ダークアリス、イケダンMAX、舞台7ORDER 、豊洲PIT、上海、大分、そしてPSY・S。たくさんの場所に立って、見たことのない景色を見せてくれた。MyojoとかWinkUpばかりだった私の部屋の本棚にはmini、ar、ユリイカ、、、、。新入りの雑誌たちがまだちょっとぎこちなく並んでいる。きっとこれからも沢山の新しい景色を見せてくれる。どんどん大きくなって見えないくらい遠くなってほしい。そうしたら、わたしは、全然見えないんだけど!!!って怒りながら嬉しくてちょっとだけ泣くから。多分キミはそのときも振り返って笑ってくれるでしょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

“君は光のあたる道を歩き続けて。

そうしたら君を道しるべにして

私も前に進んで行ける。”

 

わたしの好きなドラマに出てくる台詞。

 

萩谷くん、キミは光だ。

どうかこのまま光ってほしい。

光り続けていてほしい。

 

太陽みたいにピカッーって笑って息を少しずつ吐き出すようにハハハッと笑っていてほしい。そして、その太陽の周りには同じくらい光っている6人がいたらいいな。その姿を見ているだけでたぶん私は生きていけるし、歩いていける。

 

 

 

 

笑うとハートになるお口。

ピョンと跳ねた後ろ髪。

筋トレをして逞しくなった身体。

しっかり描いた眉毛、

 

 

変わったことも変わらないことも。

 

 

自分より人の写真を撮るところ。

メンバーの誕生日ブログ。

顔を見て人の話を聞くところ。

歯をくいしばってドラムを叩く姿。

舞うようなダンス。

曇りのない綺麗に伸びる歌声。

誠実なところ。

嘘をつかないところ。

謝ることができるところ。

仲間を素直に褒められるところ。

常に向上心を持っているところ。

何事にも一生懸命なところ。

ちょっとだけ不器用なところ。

 

 

 

全部愛おしくてだいすきです。

 

 

 

 

さて、

本日、『PSY・S』出航です。

 

お誕生日に舞台の初日だなんてご褒美みたい。

きっと萩谷くんなら大丈夫!

楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからも同じ未来を見せてください。

お誕生日おめでとう。

 

 

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仮面ライダー斬月 ここからは俺たちのステージだ

 

舞台『仮面ライダー斬月』

全29公演お疲れ様でした。

 

 

舞台「仮面ライダー斬月‐鎧武外伝‐」特集 | 東映ビデオ株式会社

 

 

ネタバレありです。

 

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「やっと目が覚めた?死んだかと思ったよ。」

 

 

 

これは萩谷くんがいちばん最初に発する台詞。

第2章が始まる音がした。

 

一応書くと、アイム役の萩谷慧悟くんは2018年11月30日までジャニーズ事務所に所属していた。最後のライブは2018年3月25日(単独は)。斬月初日は2019年3月9日だったので、姿を見たのは約1年ぶりだった。

 

そりゃ一言目で泣くよな〜〜。今後一生見れないかもしれないと思っていた人が、舞台に立ってキラキラしてるんだもん。泣かせてくれ。

 

私は仮面ライダーについての知識はほとんどなかった。Wとビルドを少し見ていたが、鎧武は全く見ていなかったので初日が終わった後、dTVで全話見直した。まんまとハマった。ミッチ...(泣)

(ついでにdTVで『婚外恋愛に似たもの』も見てください...超超面白いしグラシャ役の増子くんが出てるよ)

 

 

ライダー姿のことを「ガワ」と呼ぶことを初めて知った。仮面をつけたままだと表情は分からなくて、もちろんそのカッコよさもあるんだけど、今回は舞台という挑戦だから仮面の下の表情を大事にしたと思われる演技、演出が多々あった。だから最後のアイムとグラシャの戦いはギリギリまで生身の人間で戦っている。

千穐楽のアイムとグラシャの掛け合いで萩谷くんが泣いているように見えた。いや多分泣いていた。涙を流しているかは分からなかったが、心からアイムの苦しさや葛藤が溢れ出てしまって感情が追いつかなくて必死に前を向いているようだった。目も耳も鼻も真っ赤で。そんな顔をしながら変身をするんだけど叫びみたいな変身だった。もしかしたら今までの仮面ライダーも誰かを守るため誰かを犠牲にした苦しみに泣きながら変身していたのかもしれない。顔が見えないだけで。そんなことを考えられるのも舞台ならではの楽しみ方だと思う。グラシャも今までで一番の演技だった。2人とも声を枯らしながら限界のなか戦っていた。

 

 

アイムがセンターになって踊るところは何回見ても泣いてしまう。その少し前のシーンはフォラスもリーダーもいなくなって、敵同士だったチームが一斉にアイムの方を見るんだよね。あのときアイムは客席に一切顔を見せないけれど、どんな顔を仲間に見せていたのだろう。覚悟を決めた場面で、どんな目をしていたのだろう。

 

 

宇野くんのブログに

夢を持て。
それに伴う犠牲も生まれる。
でも、夢を持ち続けて生きろ。

『仮面ライダー斬月-鎧武外伝- 閉幕』宇野 結也 公式ブログ|オスカープロモーション be amie

 

と書いてあった。

 

TV版鎧武の23話でDJサガラが紘汰に「お前が憎んでいるのはヘルヘイムでもユグドラシルでもない。希望の対価に犠牲を要求するこの世界のルールそのものだ。そんなルールぶっ壊せ。ぶっ壊して世界を変えろ」と言うんだよね。

 

舞台仮面ライダー斬月が伝えたかったのは

まさにこれだなと思った。宇野くんも。

 

誰かを守るためにはきっと誰かが犠牲になる。

夢を叶えた人の反対側には夢破れた人がいる。

 

それでも夢を見ろ。

そうすればいつか犠牲がなくとも希望に満ち溢れた世界がくる、と。

完全に妄想だけどアイムは漢字にすると愛夢かな、とかね。

 

 

 

 

私は萩谷くんがジャニーズ以外の俳優さんと共演しているところをリアルタイムで応援するのは初めてのことだった。

斬月を通して気づいたことがある。共演するってことは仲間が増えるってことだ。

 

奎仁くんや累生くんがバゲットに出ているとついつい見ちゃう。SNSでけいごと呼んでくれるだけで嬉しくなる。千田くんがブログで「また会えてよかった」と言ってくれたように、共演者の方やそのファンの方がどこかで萩谷くんを見かけたときにがんばれ!と思ってくれたら嬉しいな。

 

パイモン役の後藤大くんが萩谷くんのことを

今まで努力して培ってきたものと新しく吸収したものを全力でステージ上で出す姿は本当に頼もしかったです!

仮面ライダー斬月。 | 後藤大オフィシャルブログ「後藤の大冒険」Powered by Ameba

 

と書いてくれた。今までの経験は財産になる。過去も今も認めて評価してくれる人が近くにいる。

 

テニミュ組は次の日から稽古があったみたいだし、久保田さんは元号を発表していた(笑)。奎仁くんと累生くんはハイチルに戻る。ちょっと寂しくもあり、また同じステージに立てることを夢見つつ、頑張ろうと思えるこの環境はいいなと思った。そしてたぶん、萩谷くんにも帰る場所があった。よく頑張ったねと迎え入れてくれる最高な場所が。

 

 

 

グシオン役の高橋奎仁さん、オセ役の田淵累生さんはオーディションを勝ち抜いて今同じグループにいる(Huluでキミモテロッジ見られるよ)。累生くんは就活をしていたけど内定を辞退してこの世界に飛び込んだらしい。大学4年生になった私はこの決断がどれほど勇気のいることか痛いほどわかる。人生をかけて生き抜こうとしているのは誰もが一緒だ。萩ちゃんだけじゃない。



アンダーグラウンドシティでは何のために戦うか、目的が違うことで争いが生じている。バロッグレッドは強さの証明のために戦っている。オレンジライドは仲間を守るために戦っている。でもそれは子どものやることではない。大人が守るべきものなのだ。貴虎にそう言われて少しだけ大人を信用するようになったアイム。でも最終的にはグラシャと戦う運命を選ぶ。

 

 

「生き残るために俺は戦う」と言った。

たぶんここに立っているみんながそういう気持ちだ。遠い未来なんて見えなくて目の前のことに絶望することもあるけど、とりあえず明日を生き抜くために戦わなければならない。それは仮面ライダーだけじゃなく、私も一緒だね。

 

 

明日からもちょっと頑張ろうかなと思えた。

 

 

 

 

 

 



私はジャニーズを辞めて良かったねとは言えない。そこにいる萩谷くんがだいすきだったし周りのみんなも同じくらいだいすきだった。今でも。でもそこにいたら多分掴めなかったお仕事だ。その矛盾に葛藤するときもある。だから今回のお仕事を素直に喜べて良かったな〜。

 

恐る恐るSNSで「アイム役」「萩谷」と検索した。色々なジャンルのファンの方が褒めてくれていて、自分が褒められるより100倍嬉しかった!!いつかテレビで仮面ライダーをやってほしいという声にはちょっぴり泣いた。

 


知ってるけど知らない萩谷くんだった。久しぶりに聞いた萩谷くんの声は相変わらず綺麗で透明で濁りのない声だった。聞き慣れた声のはずなのに知っているようで知らなかった。初めて聞いた人からは紘汰に似ていると絶賛だった。

 

それと名前の呼ばれ方。ジャニーズのときはだいたい萩ちゃんか萩谷くんだったのに、はぎくん、はぎさん、けいご、はぎまる。

それさえも新鮮で知らない萩ちゃんを見ている気持ちになった。

 

 

萩谷くんがこの舞台から学んだことはたくさんあったと思うから今度ゆっくり聞ける場所があったらいいな。DMM.の特典映像で「仲間を信じることだったりとか、大切さっていうものをすごい学んだかな、改めて」と話していた。それがいちばんに出てくるところ好きだな。仲間を信じることの大切さ。

 

 

 

 

 

この舞台は台詞が良かった。

 

 

 

「信じろ。人間はそこまで愚かではない。弱い。だが、弱いからこそ強くなれる。誰かを信じることができる。」「お前は1人だ。だが、俺は1人ではなかった。俺はこいつらのことを信じてる。」「誰かを信じて共に歩む。それが、それが、私のノブレスオブリージュ。それが私の変身だ。」

 

「俺たちの運命は誰のものでもない。俺たちのものだ。いまから貴族に反旗を翻す。俺たちの手で俺たちの未来を掴むんだ。」「俺たちは生き残るために戦っていた。それは変わらない。今までも!これからも!」「俺は生きる。俺たちは生きるために戦う。」

 

そして、

「ここからは俺たちのステージだ!」

 

 

この台詞がいちばん響いた。鎧武のなかにも出てくる台詞で知っていたのに、舞台で聞いたらブワっと涙が溢れた。この場面での主人公は間違いなくアイムだった。1年前、横アリで聞いた言葉に重ねてまた泣いた。

 

 

 

 

 

 

ヒーローとか変身とか世界征服とか。

 

どこか遠い話であって自分には関係ないものだと思ってた。私は普通の人間だから誰かを救うこともできないし、ヒーローになんてなれない。仮面ライダーなんてつくりものだと。

 

でもこの舞台を観て、世界は無理かもしれないけど、手を伸ばせば届く距離にいる人なら私にだって救えるかもしれないと思えた。誰かのためのヒーローになれるなら精一杯頑張るのもアリかもしれない。久保田さんがカテコの挨拶で「皆さんもそれぞれの日常でヒーローとなってください」と言ってた。空を飛べないヒーローも、テレパシー使えないヒーローも、私は好きだ。

 

 

 

 

 

 

もっともっと書きたいことあるけどこの辺で。

 

 

 

斬月関連で私がいちばん嬉しかった

萩ちゃんの言葉は「楽しい」だよ。

 

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舞台『仮面ライダー斬月』 -鎧武外伝- 萩谷慧悟 インタビュー | ローチケ演劇宣言!

 

 

改めて萩谷くん、素敵な世界に連れてきてくれてありがとう。座組の皆さんも大好きになった。いつかまた同じステージに立てますように。

 

#萩谷慧悟